メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2025年1月7日火曜日

授業始め

今日から授業。総合的な学習の時間の指導法の第12回。学生は3回生以上で教育実習を経験しているものの,総合的な学習の時間の指導案の作成は初めてなので,苦戦していたが,粘り強く取り組んでいた。

今日は,Googleドキュメントのコメント機能も使って,お互いの指導案を見合って,コメントを付け合う時間。クラウドが普及し,お互いの情報を見合い,クラウド上でもコメントし合い,協働できるようになった。この変化を働き方や授業に生かせるかどうかが,大きなポイントだと考えている。

授業後は出張手続き,物品発注。学会原稿執筆。

2025年1月5日日曜日

仕事始め

今日から仕事始め。会議も授業もなかったので,ちょっとゆっくり出勤。

研究室に異変がないことの確認,植物の水やりなど,環境整備。メールチェック,返信。すでに来年度の研修のご依頼をいただき,日程調整。

年明けではあるが,学校は年度単位で動くので,残り3ヶ月,大学の授業と並行して学校の研修も引き続き予定されている。今年度のまとめが来年度につながるよう,引き続き伴奏していく。

2025年1月2日木曜日

2025年 年初にあたり2024年を振り返る

あけましておめでとうございます。今年も無事,新年を迎えることができました。これも,これまで関わりをいただいた皆様あってのことだと改めて感じる年明けでした。年末年始にかけ,発熱等はないものの,体の不調を感じ,寝ていることが多い年明けとなりました。体のコンディションを整えて何事にも取り組む年としたいと思います。

2025年の年初にあたり,2024年を振り返り,2025年の展望をもちたいと思います。


1.査読論文

  • 査読付き論文(採録決定含む)は,教育メディア研究に1編,教育情報研究に1編,国際学会プロシーディング1編の計3編が採録となった。
  • 新しい分野の教育実践に関する論文の執筆に関わることができ,学びが多い機会だった。
  • Google Scholarによる引用数は20だった。
  • 自分のアイデンティティとなる研究に取り組めていないことが反省点。この点については2025年,研究計画から気合を入れて取り組んでいく。


2.研究報告・国内学会発

  • 日本教育工学会研究会に2編,日本教育メディア学会研究会に1編の研究発表した。
  • 日本教育工学会全国大会に3編,日本教育メディア学会全国大会に2編の研究発表した。


3.文部科学省科学研究費補助金

  • 若手研究の2年目だった。2025年は最終年となるので,成果を取りまとめ,形にして発信する。
  • 研究分担者として基盤研究(B)が1件だった。

4.共同研究等
  • 公益財団法人教科書研究センター,国際エデュテイメント協会と共同研究に取り組んだ。
  • 週1オンラインで議論している研究者仲間とも共同研究を継続することができた。

5.講義
  • 【学部】前期・後期「総合的な学習の時間の指導法」前期「教科内容論生活」後期「初等生活科教育」を担当した。
  • 【大学院】後期「ICT活用の理論と実践」を担当した。
  • 【その他】学内プロジェクトで「生成AIの利活用ワークショップ」を開催した。

6.学内業務
  • 地域連携広報部会において,大学ウェブサイトの更新に関する検討に取り組んだ。
  • 教職キャリア高度化センターの業務においては,シンポジウムの企画,登壇に取り組んだ。


7.学会

  • 日本教育メディア学会(JAEMS)では,研究委員会委員,編集委員を拝命し,業務にあたった。


8.講演,学校現場への支援や助言等

  • リーディングDXスクール事業(LDX)は2年目となり,大阪府東大阪市,京都府京丹波町,奈良県橿原市と関わりをいただき,複数回お邪魔して先生方と協働して授業改善に取り組めた。
  • LDX以外でも多くの学校や自治体にお声かけいただいた。
  • 依頼状をいただいた講演や研修,研究授業等への指導助言は85件だった。今年も引き続き,学校現場と協働させていただく機会を大切にしていきたい。


2025年の展望

  • 研究については,専門であるメディア教育の文脈から,学校現場に教育に資する研究に取り組み,査読論文としてまとめていく。
  • 大学の講義については継続して改善し,ICT利活用や生活・総合の根本的な部分を理解した上で,学校現場で活躍できる教員の養成に尽力する。
  • 健康に留意し,年間を通して運動量を確保し,生活のリズムを整える。


今年も引き続き,ご指導ご鞭撻のほど,よろしくお願いいたします。

2024年10月17日木曜日

京都市立藤城小学校

午前中はHP・SNSワーキングで,ウェブサイトのリニューアルの方向性についての提案の詰め。トップページの広報性を高めることを狙っていることを明確にすることを提案。その後,書類仕事。

午後は京都市立藤城小学校へ。指導案検討に同席,助言する。いつものことながら先生方の前向きに取り組む姿勢に頭が下がる。

帰宅し,諸々の執筆。夜は若手研究者の会で諸々のディスカッション。

2024年10月15日火曜日

京都教育大学な1日

1限,初等生活科教育。朝イチだけど,熱心に参加してくれる学生たちでとてもやりがいがある。Figjamが編集できない問題によって,バタバタしてしまい,申し訳なかった。

その後,Figjamがうまくいかない時の対策として,Googleスライドで付箋を模したオブジェクトがワンクリックで出せるようにスクリプトを作成。生成AIとたくさんやり取りをしてなんとか完成。

教授会後,美容院。

2024年10月11日金曜日

埼玉県久喜市立青毛小学校(リーディングDX)

朝から新幹線に乗り,久喜市へ。久喜駅で昼食をとり,青毛小学校へ。
青毛小学校へは1学期に1度お邪魔しており,今日は公開授業の後の講演を担当。

どの学年,どの授業も子どもが自走できるようにデザインされており,どの子も自分なりに学習に取り組んでいた。
子どもが自走できる,学習者主体の授業になるには,①子どもに学ぶ力(方法や態度)が身に付いているか,②授業デザインが自走できるようになっているか,③学習環境として必要な情報が共有されているか,がポイントだと考えているが,いずれもこれまでの取り組みの成果が出ていて,いい公開授業だった。そういったポイントを,学習者主体の授業が求められる背景と絡めて講演。チャットも活発にご参加いただき,多変ありがたかった。

終了後,校長室では今後の取り組みについて議論。先生方の前向きな姿勢が何よりも嬉しかった。

その後,久喜駅で一献,帰京。日付が変わる前には帰宅できた。

2024年9月1日日曜日

島根県へ帰省した週末

校内研究への支援で島根県へ向かうも,台風で休校,研修中止。幸い台風の影響はほとんどなく,穏やかな週末。実家の自室で研修動画を作成して対応。

週末は施設に入所している祖母を久しぶりに訪ねる。認知症を患っており,会うのがとても久しぶりなので,思い出してもらえないことを前提に行ったけど,とても調子が良いようで入室してすぐに認識され驚く。
その後も近況を報告しても理解してもらえ,嬉しかった。今年で99歳の白寿,とても元気でパワーをもらった。
「私にできることがあれば何でも言ってな」というのは,昔からの祖母の口癖。その人の生き方,考え方というのはいつまでもなくならないのだと実感。
京都に戻る日には白寿祝いのビデオメッセージを家族で撮影することもできた。仕事は無くなったけど,総じていい週末だった。

自分の生き方,考え方をしっかりもって何事にも取り組んでいこうと考えた,そんな週末になった。

20250826 京都市立正親小学校

午前中は大学で諸々の仕事を片付ける。 午後は京都市立正親小学校へ。バイクで走り出した瞬間に熱風が腕に。 今回は生成AIの利活用について,その方向性やポイントについて。基本的なことをお伝えして,少し体験してもらった。 生成AIはある意味,人間と対話するように使うことが一つのポイント...