メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2025年1月16日木曜日

橿原市立白橿小中学校

午前中大学へ。打ち合わせののち,橿原市へ。

今日はリーディングDXのまとめの会で,橿原市立白橿中学校へ。1小1中の中学校区で,今年から取り組み始めた学校。

中学校の授業は日程が合わずに拝見することができず,申し訳なかった。小学校では,中堅〜ベテランの先生が進んで公開授業に取り組んでくださり,とてもいい流れができた。今年度は学校の統合等で大変な状況の中,リーディングで取り組む機会を前向きに捉え,取り組んでいただいたことが何より大きかったと思う。

それぞれの状況があるし,実際に厳しい,難しい状況はたくさんあると思う。やらない理由はいくらでもある。そんな中でも,取り組もう,やってみようと,という学校や先生方とできることを引き続き取り組んでいきたい。

2025年1月15日水曜日

与謝野町立市場小学校

1限,初等生活科教育は模擬授業の2回目。2回生中心の受講生の模擬授業は課題は当然あるけど,それぞれが考えてきた授業を一生懸命具体化しようとする姿はとても良かった。自分の喉の調子が悪過ぎてコメントできずに申し訳なかった。

その後,与謝野町へ向けて移動。SAで昼食。天橋立の向こう側まで向かう。

市場小学校へは年度当初,2学期に続き,3度目の訪問。1年間,全ての学年で自由進度学習に取り組んできた。今日は2年生算数の授業だったが,低学年に必要な手立てや支援がよく考えられていて,無理なく低学年で導入するとてもいい事例だった。授業者の先生が今日まで子ども達と授業作りに真摯に向き合ってきたことがよく伝わってきた。

学習者主体の授業づくりについては,まずは取り組んでみることができるかどうか,が勝負であると改めて感じた。やらない理由はいくらでも作れるし,実際,色々な状況があるだろうから,先生方,学校の取り組みも個別最適でいいとは思う。ただ,頑張っている人は応援したいし,頑張っている人が足を引っ張られることはないようにしたい。

2025年1月10日金曜日

島根大学教育学部附属義務教育学校園

前日に大雪の中,なんとか松江に入り,実家に前泊。当日も警報等出ずになんとか開催できてまずは一安心。

午前中からお邪魔して幼稚園〜後期課程(中学校)まで一通り授業を拝見する。幼稚園は雪が降ったこともあり,たくさんの子が園庭で雪遊びをしていた。チラシとビニル袋でお手製のソリを作って,滑ってみるところなど,普段から探究的に遊んでいる,この幼稚園の子どもらしさが出てきて素敵だった。
前期課程,後期課程ともに,端末の活用場面は確実に増えてきている。次は,いかに学習者主体の学習場面を増やしていくかがポイントではないか,ということを一緒に回ってくださった先生方とディスカッションしながら参観。

午後からは2年生と9年生の授業公開。自由進度をテーマに掲げたこともあり,90名近い申し込みがあったとのこと。大雪の影響で参加が叶わなかった方もいらっしゃったことは残念だったが,このテーマに対する興味の高さがうかがえた。

どちらの先生も,普段からやり取りをしている先生で,それぞれのスタイルで2年生,9年生の授業をデザインされていた。当然,発達段階も学習内容も違うが,共通する点としては,先生が逐一細かい指示などしなくても,子ども達が学習を自分で進められるように育っている点。まずは,子どもが学習を自分で進められるようになる,その上で教科の学習として深まるようにどうするか,何を教えるか,何をできるようにするか,を考えていくと学習者主体で教科の深まりのある授業になっていくのではないかと思う。

夜は先生方と一献。パトロールをして明日も早いのでいつもより早めに帰宅。

2025年1月7日火曜日

授業始め

今日から授業。総合的な学習の時間の指導法の第12回。学生は3回生以上で教育実習を経験しているものの,総合的な学習の時間の指導案の作成は初めてなので,苦戦していたが,粘り強く取り組んでいた。

今日は,Googleドキュメントのコメント機能も使って,お互いの指導案を見合って,コメントを付け合う時間。クラウドが普及し,お互いの情報を見合い,クラウド上でもコメントし合い,協働できるようになった。この変化を働き方や授業に生かせるかどうかが,大きなポイントだと考えている。

授業後は出張手続き,物品発注。学会原稿執筆。

2025年1月5日日曜日

仕事始め

今日から仕事始め。会議も授業もなかったので,ちょっとゆっくり出勤。

研究室に異変がないことの確認,植物の水やりなど,環境整備。メールチェック,返信。すでに来年度の研修のご依頼をいただき,日程調整。

年明けではあるが,学校は年度単位で動くので,残り3ヶ月,大学の授業と並行して学校の研修も引き続き予定されている。今年度のまとめが来年度につながるよう,引き続き伴奏していく。

2025年1月2日木曜日

2025年 年初にあたり2024年を振り返る

あけましておめでとうございます。今年も無事,新年を迎えることができました。これも,これまで関わりをいただいた皆様あってのことだと改めて感じる年明けでした。年末年始にかけ,発熱等はないものの,体の不調を感じ,寝ていることが多い年明けとなりました。体のコンディションを整えて何事にも取り組む年としたいと思います。

2025年の年初にあたり,2024年を振り返り,2025年の展望をもちたいと思います。


1.査読論文

  • 査読付き論文(採録決定含む)は,教育メディア研究に1編,教育情報研究に1編,国際学会プロシーディング1編の計3編が採録となった。
  • 新しい分野の教育実践に関する論文の執筆に関わることができ,学びが多い機会だった。
  • Google Scholarによる引用数は20だった。
  • 自分のアイデンティティとなる研究に取り組めていないことが反省点。この点については2025年,研究計画から気合を入れて取り組んでいく。


2.研究報告・国内学会発

  • 日本教育工学会研究会に2編,日本教育メディア学会研究会に1編の研究発表した。
  • 日本教育工学会全国大会に3編,日本教育メディア学会全国大会に2編の研究発表した。


3.文部科学省科学研究費補助金

  • 若手研究の2年目だった。2025年は最終年となるので,成果を取りまとめ,形にして発信する。
  • 研究分担者として基盤研究(B)が1件だった。

4.共同研究等
  • 公益財団法人教科書研究センター,国際エデュテイメント協会と共同研究に取り組んだ。
  • 週1オンラインで議論している研究者仲間とも共同研究を継続することができた。

5.講義
  • 【学部】前期・後期「総合的な学習の時間の指導法」前期「教科内容論生活」後期「初等生活科教育」を担当した。
  • 【大学院】後期「ICT活用の理論と実践」を担当した。
  • 【その他】学内プロジェクトで「生成AIの利活用ワークショップ」を開催した。

6.学内業務
  • 地域連携広報部会において,大学ウェブサイトの更新に関する検討に取り組んだ。
  • 教職キャリア高度化センターの業務においては,シンポジウムの企画,登壇に取り組んだ。


7.学会

  • 日本教育メディア学会(JAEMS)では,研究委員会委員,編集委員を拝命し,業務にあたった。


8.講演,学校現場への支援や助言等

  • リーディングDXスクール事業(LDX)は2年目となり,大阪府東大阪市,京都府京丹波町,奈良県橿原市と関わりをいただき,複数回お邪魔して先生方と協働して授業改善に取り組めた。
  • LDX以外でも多くの学校や自治体にお声かけいただいた。
  • 依頼状をいただいた講演や研修,研究授業等への指導助言は85件だった。今年も引き続き,学校現場と協働させていただく機会を大切にしていきたい。


2025年の展望

  • 研究については,専門であるメディア教育の文脈から,学校現場に教育に資する研究に取り組み,査読論文としてまとめていく。
  • 大学の講義については継続して改善し,ICT利活用や生活・総合の根本的な部分を理解した上で,学校現場で活躍できる教員の養成に尽力する。
  • 健康に留意し,年間を通して運動量を確保し,生活のリズムを整える。


今年も引き続き,ご指導ご鞭撻のほど,よろしくお願いいたします。

2024年10月17日木曜日

京都市立藤城小学校

午前中はHP・SNSワーキングで,ウェブサイトのリニューアルの方向性についての提案の詰め。トップページの広報性を高めることを狙っていることを明確にすることを提案。その後,書類仕事。

午後は京都市立藤城小学校へ。指導案検討に同席,助言する。いつものことながら先生方の前向きに取り組む姿勢に頭が下がる。

帰宅し,諸々の執筆。夜は若手研究者の会で諸々のディスカッション。

橿原市立白橿小中学校

午前中大学へ。打ち合わせののち,橿原市へ。 今日はリーディングDXのまとめの会で,橿原市立白橿中学校へ。1小1中の中学校区で,今年から取り組み始めた学校。 中学校の授業は日程が合わずに拝見することができず,申し訳なかった。小学校では,中堅〜ベテランの先生が進んで公開授業に取り組ん...