メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2024年4月24日水曜日

京都教育大学な1日

1限は小学校教科内容論生活の授業。自然遊びの概要を伝えたあとは,学内をそれぞれが散策して春探し。見つけたものを写真に撮ってGoogleチャットのスペースで共有。撮り方や撮る対象にも違いがあって面白い。情報を常に共有しながら学ぶことの良さも,体験的に理解してくれている様子。

午後は教授会。

夕方からは京都市立藤城小学校の先生方が来研して指導案検討。
授業の方向性や実践内容について情報交換,議論。今年度は継続して関わらせていただくので,とても楽しみ。

これから論文執筆,研究計画,査読。


2024年4月4日木曜日

京都教育大学な1日

新年度が始まったが,落ち着いたスタート。査読対応と査読を並行して進める。研究会の準備,資料作成等。

2024年2月20日火曜日

京都市立藤城小学校 校内研修

今日は藤城小学校。大学近くの藤森小学校から分かれてできた小学校だと知る。

2年生算数と5年生英語の授業を参観。

2年生は授業前のタイピング練習を見て驚いた。かなりのスピードで打てる子が多かった。低学年でも鍛えれば伸びるのだということを再確認。授業は最初に先生が説明をして,あとは子どもが自分のペースで進める学習。子どもたちは動けているので,教科の深まりが出るような仕掛けについて助言。

5年生も途中で助言タイムが一斉である以外は,学習方法,教材が共有されており,子どもたちが自分のペースで進めていた。会話の練習では,子どもたちから英語で話しかけられ,久しぶりの感覚を味わう。途中の一斉指導も個別最適にできないか,学習方法や教材はより多様にできないかといったことを助言。

年度末の学校はとにかく忙しい。そんな時期に,授業を公開して校内の先生方が集まること自体がすごいと思う。忙しい中でも取り組んでみたい,と思ってもらえるような研修,話を来年度はしていきたい。

2024年2月19日月曜日

京都市立桃山東小学校 情報教育部会公開授業

2回目の訪問。今回は4年生社会。

前回に引き続き,大変落ち着いている学級で,学級経営や学習規律はとても整っていた。先生と子どもの信頼関係も出来上がっており,一斉指導の中で一生懸命学んでいた。

ここまでできていれば,もっと手放せる,というお話をお伝えした。ここからは教師が子どもに任せる授業のビジョンがもてるかどうかだと感じる。

色々なやり方があるので,その学校,先生方に選んでもらえるように,各地の優れた実践を共有していきたい。

2024年1月24日水曜日

京都府京丹後市立久美浜小学校の取組

今年度,リーディングDXの取り組みで京丹後市立久美浜小学校に関わらせていただいた。
その成果をWebサイトに公開いただいた。

https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-es/cms/wp-content/uploads/2024/01/%E6%9B%B4%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%80R6124%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0DX%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%80%80%E4%B9%85%E7%BE%8E%E6%B5%9C%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%80%80%E7%99%BA%E4%BF%A1%E8%B3%87%E6%96%99%E3%80%80.pdf?fbclid=IwAR2WD2o1R_SirquxZLAB-t6s2q4WvhX6Vziqaf0I67RfQ4aipqD1xYsIc3A

https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-es/cms/?cat=17&fbclid=IwAR0P5F3yKVEPXu-1vEI_8qUp5QfN-hLZ9yesKtHHG7Y3OU1qBdDbpBzPA1g

僭越ながら指導という立場で関わらせていただいているが,成果は先生方の頑張りに他ならないし,自分が話したことも先生方が実施下さった授業と,先生方との議論の中で生まれたもので,毎回充実した時間をいただき,学び多い時間だった。

GIGAスクール構想によって整備された情報端末やネットワークを活用して,学習者主体に授業にどう移行していくかを,先生方と一緒に考えてきた。

学校の先生方は,多くの社会で働いている方と同様に,忙しい。そんな中で,社会変容の加速に伴って,対応すべき教育課題が次々と出てくる。自分自身は新しいことが苦にならない性格だったし,楽しみながら取り組んでいたけど,それでも苦しい場面はあった。
そんな中でも,久美浜小学校の先生方は前向きに取り組んでくださり,授業が変わり,子どもたちが成長してく様子を見せていただいた。先生方との議論の中でも新たな気づきや学びが多々あり,毎回充実した時間をいただいた。

今の自分にできることは少ないし,これから少しでも多くの人の役に立てるように努力をし続けるんだろうけど,それでも限界はあるし,大したことはできないかもしれない。
それでも,一緒に頑張ってくれる,楽しんでくれる方々と協働して,それが他の誰かの役に少しでも立つようにこれからも地道に取り組んでいきたいと,改めて思った。

とても素敵にまとめていただいて,ちょっと恐縮ですが,改めてありがたい機会をいただいていると感じた最強寒波の日でした。


2024年1月2日火曜日

2023年のふりかえり【社会貢献編】

【社会貢献編】

 2023年は20件以上の自治体や学校で,講演や研修の機会をいただいた。情報端末とクラウドの活用,個別最適な学びと協働的な学びに関する内容を中心として,基本的な考え方から丁寧にお伝えし,実際に情報端末やクラウドを活用する体験を入れることを意識した。

継続して関わらせていただいている学校では,少しずつ実際の授業が変わる様子も見られ,大変嬉しく思った。社会的背景や考え方についてお伝えしたり,実際の授業の実践例についてお伝えしたりしても,実際の授業を変えていくのはそう簡単なことではないと,改めて感じることも多かった。それでも,一緒に取り組んでくださっている先生方は,熱心に質問くださったり,考えてくださったりして,新たな授業の姿が見えてきたのはとても嬉しかった。

講演については,ご紹介いただいたものも含め,京都での仕事も増え,嬉しかった。これまでの経緯等についても十分に理解した上で,新しい形を模索できるよう,学びながら少しでも現場の先生方のお役に立てるよう,尽力していきたい。

2024年も継続してお声かけいただける地域に出かけていくとともに,継続して関わらせていただいている学校との連携をより密にし,授業改善としての成果をあげていきたい。

2023年のふりかえり【本務編】

【本務編】

今年度は生活科,総合の授業を中心に担当した。いずれも学生自体が主体的に学べるように工夫をしたつもりだが,大人数の講義をいかにアクティブにするかが今後の課題である。学生が講義を通して,「経験を通して学ぶ」ということの価値を,それこそ経験を通して学んでくれたことは嬉しかった。合わせて情報端末やクラウドの活用についても,実際に活用することを通して,有用性を感じ取ってくれていたことも収穫だった。
2024年は担当する授業数も増えていくので,2023年の授業をブラッシュアップしつつ,新しい科目についてもしっかり準備を進めていく。

センターの業務としては,シンポジウムに登壇いただく機会をいただいた。話題提供と後半のコーディネータという役目をいただいた。コーディネータについては大変勉強になることが多かったが,経験不足もあり汗をかきっぱなしの時間だった。話の流れを整理しながら,聴いている方々のニーズに応じた内容になるよう,これからも経験を積んでいきたい。
また,現職教員のWeb研修コンテンツのリニューアルに着手した。周囲の情報も収集しながら,センターの先生方と協働して進めることができている。少しずつクラウドの活用も進んできており,これからも丁寧に合意形成をはかりつつ,スピード感をもって進めていきたい。
有志の学生が参加するICT講習会ではGoogleWorkspaceの活用を担当した。大変意欲的に取り組む学生達で,とても楽しかったし,自分の勉強にもなった。いずれはゼミを持ちたいと改めて感じた機械であった。

異動して1年目ということもあり,周囲の方々に支えていただいての1年目であった。2年目は業務量は増えていくので,量に対応しつつ,質を向上できるように取り組んでいく。

京都教育大学な1日

1限は小学校教科内容論生活の授業。自然遊びの概要を伝えたあとは,学内をそれぞれが散策して春探し。見つけたものを写真に撮ってGoogleチャットのスペースで共有。撮り方や撮る対象にも違いがあって面白い。情報を常に共有しながら学ぶことの良さも,体験的に理解してくれている様子。 午後は...