メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2026年6月29日月曜日

20260629 大山町立名和中学校

週末から松江に帰り,大山町立名和中学校へ。

4時間目の授業参観,ランチミーティング的にフィードバック,5時間目公開授業,協議会,指導助言。

昨年度から関わりをいただいているが,子どもたちの様子がかなり変わってきた。昨年度,クラスによって,学習に向かいにくい子もいたが,ほとんごの子が学習に前向きに,その子なりに時間いっぱい取り組んでいた。友達と協力したり,教え合ったり,とてもいい姿がたくさん見られて嬉しかった。何より,苦労しながらも楽しそうに友達と協働し,切り替えて個人で集中して取り組む姿が素敵だった。

自己調整ができる授業デザインでの学習を積み重ねてきたことで,子どもたちの主体性が発揮されてきたと感じた。授業冒頭で見通しをもたせる,生徒が自分のペース,学習方法,協働相手で学ぶ,学習したことを自分なりに友達と協力しながらまとめ,自分の学習を振り返る。この辺りが基本になってくると改めて感じた。振り返りが雑な授業は課題が多く見られるように感じている。


帰りは鳥取道で帰宅。



2026年6月25日木曜日

20260625 東大阪市立布施小学校

午前中はセンターの運営会議。

午後から布施小学校へ。今日は校内研の公開で,総勢400名オーバーの参加。全国,遠くは北海道からご参加いただいているが,その多くが東大阪市内の学校からの参加ということで,市内で横展開の期待も広がる。
デジタル学習基盤を活用した学習者主体の授業づくりは,何よりも授業観,子ども観といった,教師の「観」の転換が重要で,それはそう簡単な話ではないと常々感じている。実際の授業を参観するのが一番手っ取り早いと考えている。そういう意味で,近い学校の取り組みを見られるのはとてもいいこと。

授業数が多く,参観できる時間は1授業5分もなかったけど,それぞれの先生方が今日に向けて積み重ねてきたものが,授業という形になり,何より子どもたちの力になっていることが見えてとても嬉しかった。

布施小学校はリーディングDXスクールの取り組みに2年間取り組み,今年は生成AIパイロット校として1年目の取組。参観に来た先生の中には,生成AIを活用している授業を期待してきた方もいらっしゃったかもしれないけど,1学期は基本的な授業の質向上,生成AI活用の前にやるべきことをやる,ということをテーマに取り組んできた。
具体的には,学習の手引きの精度の向上,子どもたちの学習を見取り,フィードバックする教師の指導力の向上,タイピングをはじめとした子どもたちの基礎基本の情報活用能力の鍛え直し。どれも当たり前のことだけど,その1つ1つの精度を上げて,授業の質を上げることに取り組んできた。もちろん課題はまだまだあるけど,先生たちの頑張りに比例して,授業はよくなっているし,何より子どもたちの様子,話す内容,端末に入力していることは確実に変化してきている。2学期の生成AIを活用した取り組みに向けて,いい土台ができてきたのではないかと感じた。

授業参観後は,授業協議の時間を使って,指導助言のスライドづくり。ギリギリ間に合い,体育館へ。たくさんの方に聴いていただく場であったが,布施小学校の校内研究ということで,布施小学校の先生方をメインターゲットに,内容・速度を構成したので,初めての方には失礼をした。


内容としては,次期学習指導要領改訂に向けた議論と,今日の学習を対応づけて成果と課題を示した。今回は,多様性の包摂と深い学びの実装の観点から,お伝えした。デジタル学習基盤を活用して,多様性が包摂される授業デザインにすること,その中で深い学びが実装されるように,教師が子どもたちに働きかけること,主にはその2点をお伝えした。夏休みの宿題として,通称「曼荼羅」と呼ばれる,「統合的な理解」と「総合的な発揮」について議論を深め,深い学びの実装に向けた授業改善を進めること,そこに生成AIをどう活用するか,ということをお伝えした。

長い期間,伴走させていただき,毎回,自分自身が学ぶことが多い。先生方にお伝えするために文科省の資料を読み込み,授業の対応づけてと,自分の学びが一番多いのではないかとすら思う。現場を離れても,こうして現場の先生方と協働し,子どもたちの変容を目にできることが本当にありがたい。引き続き,子どもたちが主体的に学び深めていく授業のあり方を,一緒に考えていきたい。

いつもオンラインでやり取りしている先生方や,他の学校でお世話になっている先生方がリアルに出会えって話しているのも嬉しかった。

そして,551のアイスが夏季限定であることも大変勉強になりました,ありがとうございました。

2026年6月19日金曜日

20260620 日本教育メディア学会2026年度第1回研究会で発表

朝から新幹線で東京→西千葉へ。前日の新幹線の乱れが尾を引いており,普通席は満席。贅沢にもグリーン車。スライドの仕上げが捗ったが,それでもやはりちょっと酔う。スライドを仕上げて田鎖ブラザーズ最終回を視聴。

千葉大学へ到着し,会場でオンライン配信の準備をほんの少しお手伝い。学会の活動は運営の先生方の(ほぼボランティア)努力により成り立っているので,そのありがたさを忘れず,自分がお手伝いできる時は引き続きしっかり協力していきたい。

今回の関連発表は以下のとおり。

  1. 大久保紀一朗,板垣翔大,佐藤和紀,泰山裕,三井一希,堀田達也(2026)教員養成課程の学生における次期学習指導要領における情報活用能力の指導イメージに関する探索的調査.日本教育メディア学会2026年度第1回研究会

  2. 佐藤和紀,板垣翔大,大久保紀一朗,泰山裕,三井一希,堀田達也(2026)小学生による参考文献の記述に関する実態調査 ―書籍・ウェブ資料・生成AIを含む10種類の資料を対象としてー.日本教育メディア学会2026年度第1回研究会

情報活用能力について,大きな変化を迎えるタイミングだからこそ,実態に即して学術的に取り組み,少しでも学校現場での取り組みに生きる成果を出せるようにしていきたい。

終了後は打ち上げ,帰りの新幹線は普通席で帰宅。



2026年6月18日木曜日

20260618 京都市立正親小学校

午前中は大学でメール対応,業務等を片付ける。

午後は京都市立正親小学校へ。2年生の音楽の授業と3年生の総合的な学習の時間の授業を参観。いずれの授業も,先生のマインドとしては,教師による過度な統制を緩めて,子どもたちが試行錯誤しながら,学習を進められるように工夫されていた。昨年度から関わらせていただいてるが,着実に前進していて,とてもありがたく感じた。

また,京都市立御所東小学校の先生方もたくさん参加され,協議会も白熱していてとても面白かった。日々,多忙な中でも,校務をDXによって効率化して,本丸である授業に関することの優先度を上げることは,教師としてのやりがいを担保するためにも非常に重要だと感じた。

協議会後の指導助言では,授業のポイントを確認した上で,自己調整を促すような声かけや,振り返りを次の時間の学習に繋げることなどを中心にお伝えした。何をどのように,何のために振り返るのか,ということを一緒に考えた。教師も子どもも,詰まるところ振り返り→次の学習を上手に繋げていくことが,学習の質を上げていく第一歩だと考えている。

夜は恒例の若手研究者の会。

2026年6月17日水曜日

20260617 京教大な1日

1限,小学校教科内容論生活。学生が町探検的な活動をして,生活科の学習で重要な体験を通して学ぶことを体験を通して学修中。それぞれが自分のしてみたい活動を進めていて,見ていて楽しい。

午後は教授会。

帰宅後,オンラインの打ち合わせ。

2026年6月16日火曜日

20260616 京教大な1日

久しぶりに大きな予定のない1日。研究室にこもってひたすら研究を進める。何事もしっかり進めるには,ある程度まとまった時間をとって腰を据えて取り組む必要があると改めて実感。

夜は東京学芸大学堀田研究室のゼミに参加,コメント。どれだけお役に立てているか分からないが,研究に邁進する場に参加させていただけることは,自分自身,学ぶことが多い。

2026年6月15日月曜日

20260615 豊中市立新田南小学校

午前中,大学へ諸々の仕事をしたのち,豊中市立新田南小学校へ,今年度1回目の研修。担当の有岡先生からは,ちょっと弱気な連絡をいただいていたので,ちょっと心配しながら学校へ。

授業を拝見すると,心配することはなく,先生方は今年のクラスの子どもたちと学習者主体の授業づくりを進められていた。前向きに取り組んでくださっていることが何より嬉しい。先生方の子どもたちへの声掛けからも,どんな子どもに育って欲しいかが見えるようになってきた。

放課後の研修では,拝見した授業をもとに,手引きの精緻化のための教材研究と,子どもを瞬時に見とってフィードバックするための教材研究と児童理解について重点的にお伝えした。詰まるところ,教師にビジョンがなければ,一斉だろうと個別だろうといい授業になるわけがないので,その点ではこれまでと同様に教材研究や児童理解,指導技術を磨くことの重要性は変わらない。むしろ,1人1人の様子が浮かび上がるからこそ,より重要になるのかもしれない。

研修会後,校長室で担当の有岡先生と主席の宮本先生と今後のプランについてディスカッション。宮本先生が議論の内容を具体化し,順序立ててくださって大変ありがたかった。

主体的に取り組んでくださる先生方と,有意義な時間を過ごし,心地よい疲れを感じて帰路についた。

20260629 大山町立名和中学校

週末から松江に帰り,大山町立名和中学校へ。 4時間目の授業参観,ランチミーティング的にフィードバック,5時間目公開授業,協議会,指導助言。 昨年度から関わりをいただいているが,子どもたちの様子がかなり変わってきた。昨年度,クラスによって,学習に向かいにくい子もいたが,ほとんごの子...