この日は,豊中市立新田南小学校の公開研究会。新田南小学校には,昨年度から関わらせていただき,2年間の成果を公開する場だった。市内から80名ほどの先生にご参加いただいた。協議では無責任な批判は無く,建設的な議論が展開されていたのも印象的だった。
クラウド上での共同編集がうまく動かず,5人ぐらいでしか共同編集できないという過酷な環境でも,使えるものをなんとか使って,チャレンジし続けて授業や先生方の意識が変わったことが何よりの成果だった。授業が変わり,子どもたちの学びに向かう姿勢が変わり,先生方が手応えを感じてさらに授業が変わる,という好循環だったように思う。
その流れを作り出すには,率先して授業改善に取り組み,やんわりと周りの先生を巻き込んでいける先生の存在が必要だし,それに応えてくれる数人の先生がいて,うねりになっていくんだと思う。学習者主体の授業作りには,これまでと同様に学級経営や生徒指導が重要だが,先生方の同僚性や職員室の雰囲気なんかが重要なのも相似形なんだと思う。
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