協議会では昨年度と比較して,前向きな声が多く聞かれた。同じ参加者ではないので,比較はできないが,公開した先生方の授業が向上したことも1つの要因だと思う。何をしたいのか,何を目指しているのかが伝わるレベルの授業だったと思う。
1年目のスタートはGoogleを導入し,どうやって使うの?どんな授業すればいいの?といったところからのスタートだった。1年目で方向性をつかみ,2年目の今年は,教科の学習としての深まりも意識して,授業改善に取り組んできた。もちろんうまくいくことばかりではないが,そもそも教師の力量形成はそんな簡単にできることじゃないと思う。それに先生だって1人1人違うので,方向性だけは確認して個別最適に取り組んでもらえるのがいいんだと思う。
移動途中には校長先生と短い時間ではあるが,ゆっくり話すことができた。中々こういった機会はないので,とても貴重だった。こういう意思の疎通も重要だと改めて実感した。
公開授業が終わってから,校内のチャットスペースでの実践共有が盛んになった。先生方が公開を通して考えることが多く,次に向けて必要だと感じたからではないかと感じている。子どもに学ぶこと,学び続けることを求めるのであれば,先生自身が学んでいることはとても意味があることだと考えている。もちろん,先生方の日常は多忙を極める。だからこそ,ICTやクラウド,生成AI等を駆使して仕事を効率化し,授業に関する業務の優先順位が上がってくるといいと思う。
学び続けている先生方と話すのは楽しいし,授業を拝見させていただくのも毎回楽しみになる。そういう関係を築かせてもらったことに感謝した1日だった。
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