メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2025年11月2日日曜日

20251101-02 日本教育メディア学会 年次大会@北海道教育大学函館校

伊丹空港から函館空港,北海道教育大学函館校へ。空港からのバスで五稜郭タワーまで行き,大学まで歩いて到着。

1日目はシンポジウムと一般発表。シンポジウムでは学校放送番組の活用について。コンテンツの提供がテレビ放送からネット配信にその主軸が移ったことで,学校での利用の仕方も家庭での利用の仕方も変わったのだと思う。家庭での利用については,他の動画コンテンツもある中で,何にどう使うのか?ということがポイントだと考えた。一般発表では生成AIについての発表を中心に参加。いくつか質問をした。

夜は,佐藤研究室@信州大学の皆さんと函館らしいものを居酒屋でいただき,横丁の駄菓子バーで三井先生@山梨大学と合流して2次会。

2日目は課題研究でメディア・リテラシーに参加。あまり話題にならなかったけど,次期学習指導要領に向けて整理されている情報活用能力にメディア・リテラシーがどう位置付けられているのかという議論を整理していく必要があると考えた。
午後は一般発表2セッション。1セッション目で以下の研究について発表。

大久保紀一朗, 和田裕一, 堀田龍也
文章理解モデルを援用したマンガを読み解く学習の効果検証
日本教育メディア学会 第32回年次大会 pp.135-136

久しぶりにマンガ読解の研究について発表することができた。題材はマンガだし,そこにも考えはあるが,メディアの構成の理解と読解の研究であり,ライフワークであると考えている。発表ではなぜマンガなのかを丁寧に説明した上で,実践についてお伝えできたと思う。今後も継続して取り組んでいきたい。座長だったがフロアから活発に質問が出されてありがたかった。

1セッション目終了後に,堀田先生@東京学芸大学と稲木くんと研究について議論。2セッション目は三井先生のセッションに参加。全日程終了。大学を出て,五稜郭タワーから五稜郭を見て歴史に思いを馳せた。

飛行機の関係で後泊。翌日,朝市で函館の食を満喫し,空港へ。少し時間があったので,トラピスチヌ修道院へ。3日間の中で一番天気がよく,建物も紅葉もとても綺麗だった。

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20251105 京教な1日

午後に校内研究への指導助言が予定されていたけど,インフルエンザの影響で中止。久しぶりに1日何も予定がない日になり,滞りがちだった研究室にこもって仕事を進める。 出張の諸々の手配,メール返信,各種査読であっという間に夕方。久しぶりに腰を据えて仕事ができた1日でちょっとスッキリ。