どの学年の先生も,子どもたちの実態に応じて授業改善を積み重ねてきたことが感じられる授業だった。もちろん課題はあるし,取り組みは続いていくわけだけど,伴走する側としては前回からの変化があるとアドバイスしやすいし,モチベーションにもなるのでありがたい。
6時間目は堀川先生が4年生理科で公開授業。空気と水の実験を子どもたちが自分たちで進め,対話を通して学びを深める様子が見られた。まずは先生がいちいち指示をしなくても1時間の学習を子ども自身が進められる,友達との対話を通して学習を確かなものにし,少しずつ深められるようにしていくことがスタートラインだと考えている。
子どもたちが対話を通して学習を深められるか否かは,対話の質が影響してきて,単なる伝え合いなのか,議論なのか,そういうことがポイントなんだと授業を見ていて考えた。
そういった学びを先生自身が普段しているかどうか,その大切さや,伝え合いと議論は何が違って,具体的にどうやっているのかということを指導できるかが大切になってくる。
夜は定例の研究者とのディスカッション。議論しあえる仲間がいることにいつも以上に感謝する時間となった。
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