メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2025年1月10日金曜日

島根大学教育学部附属義務教育学校園

前日に大雪の中,なんとか松江に入り,実家に前泊。当日も警報等出ずになんとか開催できてまずは一安心。

午前中からお邪魔して幼稚園〜後期課程(中学校)まで一通り授業を拝見する。幼稚園は雪が降ったこともあり,たくさんの子が園庭で雪遊びをしていた。チラシとビニル袋でお手製のソリを作って,滑ってみるところなど,普段から探究的に遊んでいる,この幼稚園の子どもらしさが出てきて素敵だった。
前期課程,後期課程ともに,端末の活用場面は確実に増えてきている。次は,いかに学習者主体の学習場面を増やしていくかがポイントではないか,ということを一緒に回ってくださった先生方とディスカッションしながら参観。

午後からは2年生と9年生の授業公開。自由進度をテーマに掲げたこともあり,90名近い申し込みがあったとのこと。大雪の影響で参加が叶わなかった方もいらっしゃったことは残念だったが,このテーマに対する興味の高さがうかがえた。

どちらの先生も,普段からやり取りをしている先生で,それぞれのスタイルで2年生,9年生の授業をデザインされていた。当然,発達段階も学習内容も違うが,共通する点としては,先生が逐一細かい指示などしなくても,子ども達が学習を自分で進められるように育っている点。まずは,子どもが学習を自分で進められるようになる,その上で教科の学習として深まるようにどうするか,何を教えるか,何をできるようにするか,を考えていくと学習者主体で教科の深まりのある授業になっていくのではないかと思う。

夜は先生方と一献。パトロールをして明日も早いのでいつもより早めに帰宅。

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