メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2025年11月22日土曜日

20251107 京丹波町立和知小学校

この日は,京丹波町立和知小学校のリーディングDXの公開研の指導助言。和知小学校へは昨年度から関わらせていただき,2年目の一区切りとなる研究発表。お昼に到着し,1年生と給食をいただく。1ヶ月でも大きく成長している1年生には毎回驚かされるし,先生方の日々のご指導の大切さを改めて認識する。

午後からは5時間目,6時間目と授業を見て回る。ジンバルを使って,動画を撮りながら写真も撮ってみたが,慣れないせいもあり苦戦。

その後,高学年の伴奏支援の様子を公開。いつも通りを,ということでいつも通り先生と対話しながら授業づくりについて考えてみたけど,やはり参観者の方に見守られていると気を遣った感じになってしまい反省。

その後,和知小学校の先生方のパネルディスカッションの進行。新しい取り組みだったけど,学校のリアルな取り組みについて参加者の皆さんに知ってもらえたのではないかと思う。その後,講演。当日の授業の様子をもとに,成果と課題について伝える。

学習者主体の授業づくりにおいて,人数はあまり関係ないと考えている。しかし,だからこそ人数が少ないからこそできることはもっとあるはず,と期待を込めてお伝え。学習者主体の考え方で授業を設計することはできてきたけど,もっと子どもの考えやすさ,学びやすさにフォーカスして教材研究,授業設計をと,お伝えさせていただいた。方向性は共有できているので,ここからはその精度,スピードを上げ,深い学びに繋がる授業改善が求められると思う。まずは,この段階にまでもっていけるかどうかが,最初のステップじゃないかと考えている。

学習者主体の授業において,深い学びになっているかどうか,みたいなことが話題に出るようになってきた。学習者主体で深くないから一斉の方がいいのでは,という短絡的なことではないと考えている。一斉指導の授業がどれだけ深い学びになっていたのか。本当に1人1人が,自らの学びを調整して深い学びに至っていたのか,そういう観点で見ると学習者主体で深まらないから一斉でという発想ではなくなっていくのではないだろうか。

もちろん,素晴らしい一斉指導も見てきたし,そういう授業はそれでいいと考えている。でも実際には一部の挙手ができる児童生徒の声だけで進む授業も少なくない。

なんてことを改めて考えた1日だった。

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