メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2023年6月7日水曜日

第5回 6月7日 オンライン

 今回は授業についてと研究について進捗状況の報告を行い大久保先生よりご指導いただきました。振り返りを残します。

【授業について】

 授業については、前回と同様に生徒に学習形態を選択させる形で行いました。現在は、一度学習形態を決めると変更することがないため、授業の目標や難易度に合わせて授業の途中で学習形態を変化できるように指導していきたいと思います。

 また、『山月記』を教材として扱っており、生徒がストーリーを把握することが難しいと感じているため、動画教材を用いて視覚的に提示することと、そのときの注意点について指導していただきました。情報収集の方法を動画という一例を通して示し、その方法を指導するということ、また、参考情報を知ったうえでもう一度読ませるという指導が必要であると分かりました。映像や解説を理解しただけでは、コンテンツを教えただけにすぎないため、それらの方法を学ばせ、他の教材や小説を読む際に活かすことができるように生徒に指導を行っていきたいと考えます。


【授業実践について】

 今回も指導案についてご指導をいただきました。より単元目標について国語科に寄せることが必要であるとされ、学習指導要領の文言とそろえたり、国語的な知識や技能を含めたりする必要があると分かりました。その際に、指導要領では正しいことを前提に正しく読むことが示されているため、そこにプラスアルファで真偽を意識することも日常では必要であるということを含めて示せるようにしたいと考えます。同様になぜこの教材を扱うのか、その理由の前提条件として社会の状況や資質能力の説明をより丁寧に行う必要があるということも示唆をいただきました。今後は本時案についても大枠を完成させたいと考えます。

 授業実践で取得するデータについては、参考にした先行研究が小学校4年生を対象にしたものであったため、その内容を高校生を対象にしたものに書き換えるとともに、AIに関する項目を先行研究より引っ張ってくるようにしたいと考えます。

 残り時間は少ないですが、実践が一度しか行えないため、丁寧に準備を行っていきたいと思います。


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