メディアとしてのマンガを考える

マンガを題材にメディアのモードが変わった時の異同や,小学校におけるICT活用やプログラミング教育の実践について研究しています。

2022年4月20日水曜日

第2回院生ゼミ

本日は、第2回院生ゼミが研究室で行われました。

今回のゼミでは、大久保先生より研究テーマの題目設定に関して、Google Classroomの設定、論文検索の方法と注意点、読み終えた論文や書籍の記録の取り方をご指導いただきました。振り返りを残します。

【研究テーマの題目】

 大久保先生より研究テーマの題目設定に関してご指導いただきました。題目の提出が5月6日と迫る中で、より絞った題目にする必要があるとわかりました。今の自分が考えた題目だと、一冊の学術書のような広すぎるものになっていました。そうではなく、一目でどんなことを研究したかが分かる必要があります。

 具体的には、校種、教科は何か。映像メディアはどのような映像を指すのか。メディア・リテラシーなどの用語を入れるのか、入れないのかを検討するなどです。加えて、研究内容については、地域の教育課題と関連することができれば、教職大学院における自分の研究がより有用なものであるということが,周囲の人に理解してもらえることにつながってくるということも学びました。

 研究の方向性は何となく定まってきてはいますが、具体的にはまだまだ絞れていないため、絞った題目を設定するといいうのは難しく感じます。そういった中でも、今回のゼミで自分が行いたいことを表す言葉というものはいくつか絞ることができたため、それをまとめて来週までに題目を決めたいと思います。


【論文検索と記録】

 論文検索と記録する内容についてもご指導いただきました。そもそも論文にも違いがあるということを学びました。具体的には、主に査読論文、紀要論文、研究会原稿、学会発表原稿など他にの分類の方法もあります。

 その中でも、査読論文というのは、学会に所属する研究者による審査を通った論文として、クオリティが保障されたものです。そのため引用はこの査読論文が中心になってくると考えられました。もちろん他の論文が悪いわけではないということも理解できます。今後は、これらの論文を一日一本読み、論文を読むということに慣れていく必要があるとのご指導をいただきました。

 また、記録に関しても今後はOneNoteを用いて行っていきます。インプットとアウトプットは両方そろって一つとして、読んでどう考えたのか、疑問に思ったことを先生と共有していきたいと思います。その他にも、著者名やどこに掲載されたものか、URL、(書籍であれば出版社も)を記録することで、引用や参考文献の整理が行いやすくなると学びました。学部時代参考文献の整理で苦労したため、今後は整理して記録をつけていきたいと思います。

 一日一本読まないからといってどうこうというわけではないと先生はおっしゃられましたが、実習までに時間が多くあるわけではないのも事実です。きちんと論文を読む時間を確保し記録を行い、先行研究や知識をつけ、自分自身の研究をより絞って進めていきたいです。

(植松)

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